indonesia tripフローレス島

ネレ・プトゥン村

おばさんのヘアスタイルとおしゃれなブラウスに

ご注目。そしてイカット

 

 

私達一行は、最初に訪れた『ネレ・ブトゥン』村で、この様な歓迎の儀式で迎えられた。

女性が身につけているスカートが『イカット』と呼ばれる物。部族によって、人によって模様が違う。

 

 

 

 イカットは、こうして作る、という実演。

綿の実が、カプという背の高い樹木から穫れる。

それを紡いで糸にして、天然の染料で染めて織り、

1枚のイカットが出来るまで、3ヶ月も掛かる。

それを筒状に縫って身につける。

 

 シッカ村

 

 

 

 

 

 次の日は「シッカ」村という

海のそばの美しい村を訪れた。
高床で、藁葺きと風通しが良さそう。

向こうはインド洋(サブ海)。

 

 

 

 

 フローレス島は ほとんどの人が

カソリック(90%?)。 シッカ村の花の教会。

隣はシスターが教える小学校だった。

 

 

 

 タイル張りで 日除けの付いたお墓。
フローレス島 では、普通の家でも、玄関の前の花壇があるような所にお墓があります。

亡くなっても家族は一緒に暮らすんだ、という考えのよう。 ほとんどがきれいなタイル張り、日除け付き。

なので、よくその上で人や犬が昼寝をしている。

涼しそう。

 

 

 

 今度は おしゃれな長老のお出迎え。
これ位の老人は、日本語を話せる。

旧日本軍が3年いただけで学校教育でちゃんと日本語を教えてしまったのは、すごい!

幸いな事に、日本に対して悪感情はなかった。
しかしここでの買い物は難儀した。何しろ私達一人について、少なくとも10人の女性達が、それぞれ自分のイカットを広げて取り巻き、離してくれない。

目なんか合っちゃうと大変!

見るのと、値切るのと、一苦労。

しかし1枚購入した。

 

 

 

 シッカ村の女性と子供。『買ってくれるかな〜』
と遠巻きにしていた頃は良かったけれど、しまいに
布を持って通せんぼう!されてしまった。
イカットの模様にご注目。この村は”人”が多い。
村によって、動物だったり幾何学模様だったり、いろいろ。子供はどこでも可愛い。

 

 

 村の女子中学生は、イカットのブラウス。
土曜日は大人も子供も勤め人も、イカットを着る。
そうやって自分たちの文化を守ろうとしている。
皆、お母さんが作ってくれるそうです。

とても清楚で、可愛かった。

 

  

 

           男子中学生は 皆ハンサム。
           イカット着てないけれど、

           おしゃれだなあ!

 道に面した所にあるこれは何?
よく見ると、ペッボトルに何やら液体。BENZEN
と書いてあって、これは村のガソリンスタンド。

 インドネシアはバイク(日本製)が経済的な交通手段

例えば市場で買い物をして、バイクタクシーで
(後ろに乗って)帰る。 私達が団体で乗り回している

バスは、島にたった一台の観光バスでした。

 

 

 

 一応電気は通っています。

 

          

          

          シッカ村ののんびりした風景。

                                     

             垣根があって、

          

            

            何か懐かしい感じ。