indonesia trip 2フローレス島

ワトゥ ブラピィ村

 

 

              火をおこす儀式。

     

          竹でおこしてヤシの実の繊維に移し

       

            あっという間に火をおこす

 

 『ワトゥ ブラピィ』という山間の村。

ここでも熱烈な歓迎を受けた。
歓迎の儀式に始まり、色々なショーを見せて、

最後にイカットを買ってもらうという、

完全に向こうのペース。

ここの村長は 男前の賢そうな若者で、
村の将来を考えつつ、私達に

伝統文化を上手にアピールしていた。

 

 どこかで見た事有る、竹のダンス。皆の衣装に注意。
 藍染めのようなブラウスに、絣の様なイカットが、

 よく似合う。男も女もイカットを身にまとい、

 盛装でアピール。

    

    このおばさんのパワーがすごかった!

    踊りと音楽の全てのリーダーで、

    歌うわ踊るわ、全てに采配をふるう。

    しまいに私達を踊らせて、輪になって

    何を 歌うのかと思ったら

    『マモルメ、セメルメ、クロガミネー!』

    もしかして 『守るも攻めるもくろがねの〜!』

    という、あれか?!
    それを聴いたこちらサイドの若者が

    『あ、パチンコ屋さんで流れてる音楽だ』

   

   ワトゥ・ブラピ村の民族音楽のバンド。
   この中の若者達が、夜、レストランで

   レゲエバンドをやっていた。
   着ている物も、昼間はイカットだけれど

   夜は白シャツ。

   

中でも、このベースに注目。もちろん手作り。

重くて立てては演奏しにくいのか、横にして1本しかない弦を棒でたたく。

ブラジルの楽器で、ヤシの実のからに針金の弦を付けて棒でたたく、ビリンバウという楽器があり似ている。

洗濯物をぶら下げる様なナイロンの紐の弦を、押さえて音程をつけ、これが良い音がする!

 

  

全てのショーが終わり、いよいよ買い物の時間。

動物模様とか、天然素材、化学染料の物もある。

結構高いので、リーダーが通訳を介し、村長さんとまとめて値段交渉する。

かなりの時間を経て、ようやく値引き交渉が成立。後は、作った人と直接交渉する。通訳さんは大忙し!

 

 

こういう天然素材の物は、とても美しく模様もユニーク。
年月が経つとさらに渋くなり、こちらのリーダーは、

おばさんが着ている物を見て『それを売ってくれ!』などと言うので、帰るバスに乗る頃は、村中の皆が古着を持って追っかけて来たり大変な騒ぎ。

  

 

  

   竹の上でのこういうパフォーマンスは

   まるでどこかで見た事ある

   消防出初め式の様だ。

   これも例のリーダーのおばさんが

   全面に指揮を取っている。

   

  

 

 

 

  

       

 

 

 

  イカットは、こうしてすっぽりと着て

 

  赤ちゃん抱いたり出来る優れもの。


  

      

        ただシンプルに筒状に縫ってあるだけなのに

 

  色々な着方がある。

ウォロ ワル村      

      

 ウォロワル村。この日の行程は、バスで往復8時間以上の予定でジョプ村という所まで行く。

言葉が違うらしく、通訳が二人。

しかし土地にも慣れて来て危ない目にも遭わなければお腹も壊していないので、リラックスして来た。楽しみ。

   

  

山間の美しい村、ウォロワル。写真右手の村長の家は、

高床で藁葺き屋根。床は竹を敷いてあり、80人乗っても大丈夫だそうだが、私達は10人ずつ見学した。手前の階段状の物はお墓。

昔亡くなった偉い村長のお墓。

フローレスは花がきれい。フローレスと言う言葉は、

ポルトガル語の花。

ここはポルトガル領だったり、オランダ領だったりした。奥のわら屋根は随分急だけれど、雨が多い土地柄で、

水が流れ易い様に、という理由

   

        

      高床の太い柱は、子供達の鬼ごっこの場所。

        150年も経ってる村長の家、

        今は集会所として使われている建物。

 

 

こんな高い床は、やはり雨が多いせいだろう。

暑くて雨が多いから、この島は米が1年に2回穫れる。

バナナもコーヒーも穫れる。もちろん椰子の実も穫れる。のんびりした気風はそのせいか。

 

 

ウォロワルの家族。子供が一杯。

皆お母さんと一緒で幸せそうだ。


どこかの国を思い出すと、

子供は本当に環境が大事なんだ、と思う。

 

村長の家の黄金の鶏。なかなか豊かな村らしい。

ちゃんとテレビがある家もある。
テレビがある家は、直径200cm程の大きなアンテナが

庭にデンとありすぐわかる。

   

 村長の家のドアの取っ手は、何故かオッパイであった。

 触るな、と言われると 皆 触った。

 聞いてみると、女性は豊かさの象徴なのだそうだ。

 重い扉だった。どうやってくっつけたのかな?

ジョプ村

 ようやくたどり着いた ジョプ村。山道が険しいので、

バスから乗り合いタクシー2台に乗り換え、さらに最後は歩いて着いた途中の 部落でまたしても、イカットの攻撃に合う。

しかしたどり着いたジョプ村は平和そのもの。

私達日本人の買い物ツアーが行く、という情報もなかったのか、ショーも無くて安心したその後が怖いから。

                                                             

 

 

 

 

  

 

   私の曲で

     「リトルパンプキン」

          いうのがあるのですが、
   

          こんな感じの少女です。

       

        ジョプ村の少女と妹?

        こんな笑顔を異国の人に見せる。

 良く似てるなあ。お母さんと息子。

  

  藁葺き屋根の家と家族、動物。

  こんな風景は昔の日本にもあった。

 

               涼しい軒下で、

                

               イカットを織る。                

               家族も犬もいつも一緒。                

               藁葺き屋根が涼しそう。

  

     

     涼しいお墓の上でくつろぐ、親子と犬。

     幸せそう。このお墓の作り方に注目。

     昔の日本でも

     同じ作り方をしていた時代があったそう、

     弥生時代の頃だったかな?
     支石墓(しせきぼ)というそうだ。

ジョプ村の人々。

たくさんの子供達。

バイクのタイヤは遊び道具。